【ポケモンSVレイド】最強のマフォクシー攻略レポート

「最強のマフォクシー」の攻略レポート。
実に約2ヶ月ぶりとなる新規の最強レイド。
残るはゴリランダーだけだが、それが終わったら打ち切りなのか、それとも?
『HOME』解禁後初となる最強レイドだからか、難易度はかなり高めの調整となっている。
過去作系のめぼしいところではミュウ、アルセウス、ヒードラン、シンプルビーム辺りか。
ザシアンはあまり期待できない。
ちなみにドリームボールが今作で初解禁らしい。
魔法使いなマフォクシーのイメージにはぴったりだろう。
公式ニュース:https://sv-news.pokemon.co.jp/ja/page/69.html
検索用:テラレイド 最強マフォクシー 対策
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相手ステータス
■最強のマフォクシー
タイプ:ほのお/エスパー
テラスタイプ:フェアリー
特性:マジシャン
性格:おくびょう(素早さ268)
通常技:だいもんじ/サイコキネシス/マジカルシャイン/おにび
特殊行動
[開幕]マジカルシャイン
[時間65%]デバフ解除
[時間50%]わるだくみ
[HP85%]テラチャージ吸収
[HP60%]バフ&特性解除
[HP60%]マジックルーム
攻略のポイント
フェアリーの弱点は毒と鋼だが、マフォクシーの元々のタイプは「炎/エスパー」。
毒はエスパー技、鋼は炎技で弱点を突かれるため、何も考えずにこれらのタイプのポケモンを出すと返り討ちになる。
アタッカーはテラスタル必須(=単独タイプと見なされる)のため、例えば「鋼/ドラゴン」等の複合タイプをただ使うだけでは対策にはならない。
タイプ相性以外の方法…例えば特性「もらいび」「こんがりボディ」や技「あまごい」で炎タイプを軽減する等の工夫をしたい。
通常行動で「おにび」を所持しているため、やけどに耐性の無い物理アタッカーは門前払いになる。
「アシッドボム」で特防ダウンを入れてから特殊アタッカーで攻撃するのが基本。
サポーターや特殊アタッカーであってもやけどの演出で時間とHPをそこそこ持っていかれるので、なるべくなら耐性のある炎タイプか「もらいび」持ちを使いたい。
相手の積むバフは時間50%で一度だけ使う「わるだくみ」のみだが、猶予があまり無いため、時間65%のデバフ解除を確認したら速やかに特攻を3段階以上(「シンプルビーム」を使用した場合は6段階)下げにかかること。
「クリアスモッグ」は代替手段が無い場合(ソウブレイズなど)かつ味方が「バークアウト」「マジカルフレイム」「むしのていこう」のいずれも使う様子が無い場合にのみ、使用を解禁すること。
相手のバフが1回きりなので、「クリアスモッグ」を使っていい回数も当然1回きり、タイミングも1回きりである。
それさえも状況を間違えると利敵行為となるため、「わるだくみ」を見て機械的に使うのではなく必ず事前にYボタンで相手のステータスを確認するように。
中盤では「マジックルーム」を一度だけ使ってくる。
道具の効果が5ターン無くなるというのはテラレイドでは非常にやっかいで、すぐに思いつくだけでも
【「かいがらのすず」で回復が出来ない】
【「おんみつマント」で追加効果を防げない】
【「こうかくレンズ」を持っていても「バークアウト」を外す可能性がある】
などの被害が出る。
「マジックルーム」は5ターン経過する以外にもう一度使うことでも打ち消されるので、このためにマフォクシーが対策サポーターの候補に挙がったりする。
ちなみに、相手の特性「マジシャン」はテラレイドでは効果の無い特性となっている。
なので、道具そのものを没収されるなどといった心配は無い。
終盤、シールドを割った辺りからは2回攻撃が解禁される。
2回めの攻撃はランダムAIのようで「もらいび」に対して「だいもんじ」を使うなどの無駄行動もそこそこあるのだが、最後まで油断しないこと。
総合的な難易度は高め。
タイプ相性と通常技おにびで大部分のポケモンがふるいに掛けられてしまう。
選出するポケモンによってはお祈り要素も多く、窮屈なゲームを強いられると思われる。
筆者が使用したポケモン
■グレンアルマ
テラスタイプ:はがね
特性:もらいび(絶対必須)
性格:おだやか(特防↑攻撃↓)
努力値:特攻252 特防252 HP4
持ち物:かいがらのすず
技:マジカルフレイム/アシッドボム/ラスターカノン/めいそう
他選択肢:とつげきチョッキ/まもる
禁忌:アーマーキャノン
ほぼ禁忌:クリアスモッグ
●もらいびと鋼テラスで全攻撃を半減以下にする
●ソロもマルチもこなせる万能タイプ
●特防ダウンへの保険にめいそう
通常時には炎/エスパー複合、テラスタル時には鋼+もらいびで相手の攻撃技を全て半減以下にできる。
「マジカルフレイム」「アシッドボム」でデバフを自力確保し、「サイコキネシス」の特防ダウンを引いてしまっても「めいそう」でケアが可能と、ほぼ完璧なメタとなっている。
唯一、特性消しを受けた直後のターンだけは炎タイプの技で弱点を突かれる危険がある(そのために選択枠に「まもる」がある)が、AIの都合なのか何故か該当タイミングで炎技を使われることが稀なので無くても問題無いと思われる。
性格をおだやかとしているのは補助のターンに受けるダメージを軽減するためで、バトルの流れを安定させる効果がある。
最近の研究で分かってきたことで、補助が多用されるテラレイドでは攻撃力より耐久力を優先した方が基本的にお得なのである。
(ただし吸収技の仕様上HPは旨味が少ないので、攻撃/特攻+防御/特防ベースで防御/特防に性格補正を掛けるのが基本となる)
持ち物はとりあえず回復が可能な「かいがらのすず」としているが、「とつげきチョッキ」という選択肢もある。
本来なら「めいそう」が使えなくなるのだが、今回独自の要素として「マジックルーム」で道具が無効になっている間は変化技を使うことができるため、技構成はそのままでも構わない。
動かし方は、まず序盤は「マジカルフレイム」か「アシッドボム」を連打してテラスタルを目指す。
テラチャージ没収を受けてもめげずに、鋼テラスの起動を最優先に行動しよう。
デバフ解除が来たら「マジカルフレイム」を2~3発撃ち込んで「わるだくみ」に備えること。
余裕があるときは「めいそう」を1回だけ使っておき、「サイコキネシス」で10%の特防ダウンを引くことに備えよう。
攻撃は「アシッドボム」を2回以上撃ち込んだ状態で鋼テラス「ラスターカノン」が基本となる。
「マジックルーム」中にHPが危険レベルになったら「いやしのエール」で粘ろう。
意外かもしれないが、「クリアスモッグ」は基本的に使わない。
「わるだくみ」対策はデバフ解除を見てから「マジカルフレイム」で十分間に合うし、それに技を入れる枠が無い。
この技はそもそも最終手段であり、代わりがきくのなら代わりを使った方が良いのだ。
デメリットやリスクを理解できている人が細心の注意を以て使う分には選択肢に入れてもいいが、そうでなければ使うべきではない。
(アーマーキャノンが禁忌な理由は今更説明しなくてもいいよね?)
一番の問題はスカーレット限定の進化アイテムを要求されることで、これの入手ができないとどうしようもない。
手に入らないものはもう仕方無いので他のポケモンを探そう。
鋼テラピースが足りていない場合、安定感は落ちるが炎テラス「マジカルフレイム」中心に攻めるスタイルでも、マルチで適切なサポートが貰えればどうにかなるだろう。
また、ここでは割愛するが、ソロ限定の亜種として相手のデバフ解除を待ってから限界まで積んでエスパーテラス「アシストパワー」で倒すスタイルも存在するらしい。
「アシストパワー」系は野良では基本的に煙たがられるものなのだが、ソロならば勝てればそれが正解だって偉い人が言ってた。
■ソウブレイズ
テラスタイプ:ほのお
特性:もらいび(絶対必須)
性格:しんちょう(特防↑特攻↓)
努力値:攻撃252 特防252 HP4
持ち物:おんみつマント
技:むねんのつるぎ/つるぎのまい/クリアスモッグ/ひかりのかべ
他選択肢:ニトロチャージ/はがね(テラス)/アイアンヘッド/かいがらのすず
禁忌:フレアドライブ
●グレンアルマが入手できない場合のソロ代替
●本当は鋼テラスの方が良い?
●お祈り要素が多く、一回勝てれば良いという人向け
●マルチ適性はあまり無い
ソフトがバイオレットであるなどの理由でグレンアルマの調達が難しい場合、こちらが選択肢に入る。
本来ならばグレンアルマ同様に鋼テラスを用意するべきなのだろうが、筆者が横着してボックスで腐っていた個体を使い回した結果、このような構成となった。
グレンアルマとの違いとして、特攻へのデバフを持っていない。
なので「わるだくみ」への対抗手段が「クリアスモッグ」しか無く、本当は嫌なのだが入れざるをえない。
また、味方からの火力サポートも基本的に期待できないのでソロ専用と考えるべし。
他の違いとしてはマフォクシーが苦手な物理防御を突ける点、吸収技がある点、エスパーを半減できない点などがある。
NPCの編成によって難易度が変わってくる。
オノノクス、ハラバリー、アーマーガアといった素早さを下げるポケモンが味方だと心強い。
NPCに左右されるのが嫌ならば、あまり使わない「ひかりのかべ」の代わりに「ニトロチャージ」でも入れておくと、テラも溜められて一石二鳥かもしれない。
参考までに、デバフ解除は時間65%、バフ解除はHP60%時である。
時間はギリギリで急所一発で崩壊するほど火力も耐久もまるで安定しないため、今から育てる皆さんはおとなしく鋼テラスを用意しましょう。
■ミュウ
テラスタイプ:エスパー
特性:シンクロ
性格:おだやか(特防↑攻撃↓)
努力値:HP124 特防252 素早さ132(269調整)
持ち物:ひかりのこな
技:むしのていこう/アシッドボム/ひかりのかべ/いのちのしずく
他選択肢:かふんだんご/サイコキネシス/とつげきチョッキ
禁忌:てっていこうせん/クリアスモッグ
●種族値ALL100の高耐久と全技マシン使用可の特権を活かしたサポーター
●『ピカブイ』と『BDSP』を持っていれば2時間ほどで入手できる
●特性シンクロが邪魔になることも…?
「むしのていこう」「アシッドボム」でサポート型グレンアルマと似たようなことができる。
ただし「だいもんじ」「おにび」を素通ししてしまうため、「ひかりのこな」を持たせて誤魔化している。
より能力値の高いアルセウスでも似たようなことが出来るが、そちらに出来ない要素として「いのちのしずく」「かふんだんご」による味方への回復行為がある。
「かふんだんご」は「味方に使うと回復効果に変わる攻撃技」なので、「とつげきチョッキ」のチェックをすり抜けられる利点もある。
テラス「サイコキネシス」で補助火力とする道も。
禁忌欄にある「クリアスモッグ」だが、これは本来ミュウが覚えられない技である。
では何故こんなものを書いているのかというと、どうも味方グレンアルマに「へんしん」して「クリアスモッグ」でデバフを帳消しにした不届き者がいたらしいからである。
被害者もこんなん予想できるか!とボヤいていたようだ。→参考
元祖幻のポケモンであるミュウだが、Switch世代では『ピカブイ』のセーブデータがあれば『BDSP』のソノオタウンで普通に入手が可能。随分安い存在になってしまった。
レベル1なので厳選は難しめだが、レイドで使うだけなら問題無いだろう。
(『GO』は未プレイなのでよくわかんないです。)
■ブーピッグ
テラスタイプ:エスパー
特性:あついしぼう
性格:おくびょう(素早さ↑攻撃↓)
努力値:HP60 特防252 素早さ196(269調整)
持ち物:こうかくレンズ
技:バークアウト/シンプルビーム/ひかりのかべ/あまごい
他選択肢:どろかけ/じならし/てだすけ
●「シンプルビーム」を使ってみたかったなどと供述しており
●デバフ解除のタイミングに注意
こっちは『剣盾』所持者用の選択肢といえる。
まずは「シンプルビーム」を『SV』に持ち込む方法だが、以下の手順でOK。
1.『剣盾』でコロモリ等からコダックに「シンプルビーム」遺伝
2.その「シンプルビーム」を覚えたコダックを『HOME』に輸送
3.コダックを『HOME』から『SV』に移送。この際技がリセットされているので、移送する直前に『HOME』の技思い出し機能で「シンプルビーム」を思い出す
4.『SV』でバネブーに遺伝させる
以上
バトル中の注意点としては、やはりデバフ解除と「わるだくみ」のタイミング。
デバフ解除を確認したら速やかに「バークアウト」で特攻を底まで下げること。
これを忘れると特攻4段階アップの最強最強マフォクシーが爆誕してしまい戦犯が確定する。
「あまごい」を用意してはいたもののろくに使わなかったので、同じく「シンプルビーム」の恩恵を受けられる「どろかけ」辺りと差し替えた方がいいかも。
「バークアウト」だけでは手持ち無沙汰になることもあった。
■追記:バウッツェル
テラスタイプ:はがね
特性:こんがりボディ(必須)
性格:いじっぱり(攻撃↑特攻↓)
努力値:攻撃252 特防252 HP4
持ち物:メトロノーム
技:テラバースト/どろかけ/バークアウト/とおぼえ
他選択肢:?
●仕様の穴を突いた必勝法
●よくわからない条件で失敗することも
●マルチもある程度いけるが基本的にはソロ用
敵AIが「こんがりボディ」を認識できない不具合(?)を利用して一方的に攻める裏技。
相手はひたすら効かない「おにび」を撃ち続けて一切攻撃を行わなくなる。
戦闘が始まったら最初に「どろかけ」を3回撃ってテラスタルし、「とおぼえ」を2回使ってから「テラバースト(鋼)」で攻撃を始める。
バフ解除+マジックルームを撃たれたら再び「とおぼえ」を2回使ってから「テラバースト」を連発。
これで、開幕の「マジカルシャイン」以外一切の攻撃を受けること無く勝利できる。
注意点として、何らかの条件でAIの挙動が変わり「サイコキネシス」等で攻撃してくることがある。
詳しい条件は不明だが、保険としてデバフ解除後に「バークアウト」を3回差し込んでおくと良い…かもしれない。
言うまでも無いが、「テラバースト」のPPは最大まで上げておくように。
マルチに持ち込んでもある程度通用するが、そちらの場合は状況を見つつ「バークアウト」から入る。
サポーターとしてもアタッカーとしてもやや効率が悪く、中途半端なのが難点。
それでもソウブレイズよりは役に立ってる気がするが…基本的にはソロ用と考えよう。
その他、愉快な仲間達
■ヒードラン
●なぜか攻略サイトなどでオススメされていることが多い
●実際はバリアに触れるデバフ手段が無いのでサポーターとの協力が前提、鋼テラスも欲しい
●「スカーレットは無いけど過去作なら持ってる」人用の選択肢というところか
●刹那、てっていこうせんは使うなよ
■マフォクシー
●マフォクシーにマフォクシーをぶつけるスタイル
●実際相性は悪くなく、マジカルフレイム・ひかりのかべでのサポート、マジックルームの打ち消しが可能
●何気にあまごいも覚えたり…
■バウッツェル
●ザシアンより有能なワンコ
●敵AIが「こんがりボディ」を認識できずに延々おにびを撃つのだとか…
●バークアウトととおぼえでのサポートがメインだが、耐久面の問題から鋼テラスで使うことになると思われる
■ハラバリー
●今回も安定した働きを見せてくれるレイドの守護神
●最適ではないが無難
●アシッドボム、ひかりのかべの存在がありがたい
■ハピナス
●基本的に分かってない人が使うポケモンなので動き方もよくわからない事が多い
●ひかりのかべ、いのちのしずく、いやしのはどうで最低限の仕事はあるのだが…
■ミライドン
●リスク要素ではあるが、倒されなければ火力源にはなるか?
●ドンが付く伝説ポケモンの中では比較的マシな部類
●でもハラバリーで良いよなぁ…
今回は以上です。
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