【ポケマス】マジコスシロナ(アナザー2)&ルカリオ性能解説

マスターフェス限定バディーズ「マジコスシロナ(アナザー2)&ルカリオ」の解説です。
同一トレーナーの4キャラ目にして3着目のマジコス、同一トレーナーのマスター2キャラ目、ゲンが未登場である中でのルカリオ被り…と、いかにも一部の反感を買いそうな人選で登場した3周年マスターバディーズ2番手。
ポケマスもこの手のキャラゲーに漏れず、実装数の偏りからは逃れられなかったようだ。
性能面ではすでにいる「コルニ&ルカリオ」との差別化のためか、耐久型サポートでの実装となった。
敢えてこのタイミングでシロナを出してきた理由だが、おそらくは「サトシ&ピカチュウ」との兼ね合いで関わりの深い女性キャラを出しにくかったこと(例えばアイリスなど。蓋を開けてみればイベントストーリー上でバッティングしないよう配慮はされていた)、アニメの展開に合わせるというメディアミックス的な事情、一応アニバキャラとしては未登場であったことなどが挙げられるか。
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マジコスシロナ(アナザー2)&ルカリオ
格闘・サポート・弱点炎
☆5・LV150時のステータス
HP 721
攻撃 249
防御 323(387)
特攻 344
特防 323(387)
素早さ 300
※括弧はメガ時
技
しんくうは
格特 1G 威20 命100 相手1
追加効果なし
キズぐすり
T変 2回 威- 命- 味方1
HP40%回復
【シンクロ】超はどうだん
格特 2回 威70 命- 相手1
【解放条件】技で攻撃を2回受けたとき
【封印条件】この技を使ったとき
攻撃が必ず命中する
味方全体の場をわざゲージ加速状態にする
味方全体の次回物理技威力ブースト・次回特殊技威力ブースト↑2
終わらせない!
T変 1回 威- 命- 味方全
防御・特防↑4
ゾーンがこぶしゾーンのときは↑6
※メガ時
変化なし
B技
勝負すればわかるはどうだん
サポート
格特 威160 相手1
バトル終了までメガルカリオになる
パッシブスキル
(M)シンオウの先導
味方全員の技の威力を10%上げる
味方全員の技で攻撃を受けたときのダメージを20%軽減する
この効果は自分のチームに「シンオウ」タグを持つ味方が多いほど上昇する
(1組増えるごとに威力上昇+10%、ダメージ軽減+3%)
(最大で威力上昇30%、ダメージ軽減26%)
シロナの気迫
初めて登場したときだけゾーンをこぶしゾーンにする
バディーズ技を使ったあとゾーンをこぶしゾーンにする
(こぶしゾーンは格闘タイプの攻撃の威力を上げる)
攻撃時HP回復G3
技での攻撃が成功したときに40%の確率で味方全員のHPを回復する
登場時次ダメージ防御
登場したときに自分を次回ダメージ防御状態にする
※メガ時
変化なし
解説
格闘タイプのサポート。
ゾーンを展開しながら徹底的な守りを固め、ブーストで勝負を決める。
マスタースキル「シンオウの先導」持ち。
登場時とバディーズ技後に「こぶしゾーン」を展開し、格闘タイプ攻撃の威力を強化する。
…と、アナウンスされているのだが、これが少々やっかいな仕様になっている。
というのも、天候やリフレクターといった "場の効果" は行動回数ではなく時間で効果が切れる仕様になっているのだが、B技後にゾーンを展開してから普通にカウントを回していたのでは次のB技までの間に効果が切れてしまい、アタッカーのB技にゾーンを乗せることができないのである。
おそらく「シルバー&ホウオウ」等でこの現象に悩まされてきたプレイヤーも多いのではないだろうか。
素直に技として「こぶしのねがい」を持っていれば…と思わずにはいられないが、おそらく後述のシンクロ技に押し出されたのだろう。
若干使いにくい仕様にしているお陰で丁度いいバランスに収まっているとも言える。
対処法としてはいくつかあり、例えば
●BC加速の技やスキルを使う
●演出時間の短い技を使う、補助技を空撃ちするなどして経過時間を短縮する
●チャンピオンバトルのBC半減の特殊ルールを利用する
●諦めてP技のみの強化で妥協する
などが考えられる。
ここで言う空撃ちとは、効果の無い状況で技を使うこと。
「しかしうまく決まらなかった!」の表示が出て一瞬で行動終了するので経過時間を短縮できる。
で、アニバシロナの技を見渡すとお誂え向きに「キズぐすり」があるので、これをHP満タンのポケモンに使うと良い。
もちろんそれをやるとパーティ全体の耐久力が落ちてしまうので、主に速攻が求められるチャンピオンバトルでの使い方になるだろう。
あらゆる演出時間がタイムロスになるので、エリートモードの「開始時回復付帯」オプションは外しておくこと。
感覚としてはタイムアタックイベントの要領。
バディーズ技に使えない場合であっても「スターアサルト」やら「しんぴのつるぎ」やらといった格闘タイプの強力なP技を強化できる時点で、かなりのプラス要素ではある。
また、相手がゾーンを使うなどで張り替えを要求される場合は、逆にバディーズ技を使うタイミングを遅らせることで対応する選択肢もある。
こぶしゾーンを積極的に利用しない場合でも、持ち前の高耐久と耐久バフ、回復でタンクとしてきっちり仕事をしてくれる。
T技「終わらせない!」はこぶしゾーン中(つまり初手)なら防御・特防6段階アップ。
アタッカーは攻撃/特攻と急所率までは自分自身で面倒を見られるバディーズも多く、そういったキャラの性能を底上げさせられる能力は単純に強い。
逆に言うと攻撃系バフが足りていないアタッカーとの相性はあまり良くないと言える。
技LV3で全体急所率アップが使えるようになるため、青アメに余裕があるなら考えてみよう。
防御・特防の数値はなんと通常時、メガシンカ時ともに「マジコスグリーン&カメックス」を超えている。(HPは誤差程度に低い)
なぜか特攻までアタッカー並みの数値を持っており(攻撃も低くはない程度にある。無意味だが)、合計ステータスはおそらく全バディーズ中でもトップだろう。
攻撃・特攻バフや、こらえるを配ることはできないが、それでも驚異的な事実。
「攻撃時HP回復G3」に加えて「キズぐすり」でまとまった量の回復もでき、攻撃技も1ゲージなので無駄がない。
「登場時次ダメージ防御」をメガシンカ前後で持っているため、実質的には自分のみのこらえるを持っているのとほぼ同じになる。
さらにマスタースキル「シンオウの先導」まで持っている。
総合的な耐久力では完全に勝っていると言えるだろう。
弱点タイプが異なるので、グリーンと使い分けられれば完璧。
技LVを上げてボードを進めると「キズぐすり」の回数回復が付く他、「しんくうは」に麻痺や混乱を付けて妨害も多少こなせるようになる。
また、「初登場時BC加速1」によって速攻戦術が使いやすくなる。
残念ながら「急所無効」や「初B技後BC加速1」、あるいはゾーン延長といった効果のスキルはボードにも無いので、ポテンシャルでは基本「急所無効」を付けざるをえない。
…それにしても、ルカリオが歴代最強クラスのタンクというのは面食らうかもしれない。
大抵のプレイヤーは「コルニ&ルカリオ」の豆腐っぷりを見てきているので尚更である。
スワンナやドリュウズがタンクをやっているようなゲームで今更とは思うのだが…。
シンクロ技「超はどうだん」は、使用回数2で、技での攻撃を2回受けるごとに1回ずつ使用できる。
ゲージ加速を張ると同時に、物理・特殊ブーストを2段階ずつ積む。
これも攻撃系バフが完結している前提の底上げと言える。
この技を使用すると再封印されるため、連続で撃つことはできない。
また、相手が補助に集中していて攻撃を2回受けなかった場合ももちろん使用できない。
ひるみ要員などを入れている場合に起きやすい現象。
まとめると、
●こぶしゾーンを重視した速攻要員
●耐久力を重視した長期戦要員
この2通りの使い方に大別される。
一見するとちぐはぐだが、ちゃんとはっきりした使い方のあるバディーズ。
要はバトルの性質に合わせて戦い方を変える、ということ。
間違いなく、極めて強力なキャラではある。
だが「単純にスペックが高くて強い」という替えが効きやすい種類の強さであることは若干気にかかる。
なので、3周年マスター3組の中での優先度はやや落ちるか?というところ。
バディストーンボード(BSB)
育成方針
タンクなので「どく無効」「ひるみ無効G」はどの形態でも役立つ。
「しんくうは:P技後急所率アップG9」も何かと役に立ちやすいので逃さず持っておきたい。
それ以外はやりたい事に合わせて取得パネルを変える。
とにかくHPを回復したいなら「キズぐすり」系。
格闘アタッカーのB技で速攻したいなら「初登場時BC加速1」。
状態異常や状態変化を要求される条件なら「攻撃時~付与」系。
LV1
「どく無効」と「砂嵐無効」が取れる。
「砂嵐無効」が必要なシーンは限られるが、一応「シンオウの先導」目当てに「キクノ&カバルドン」と並べるケースがありえる。
LV2
「ひるみ無効G」は全体効果なので「いわなだれ」や「たつまき」等に対して強い。
「キズぐすり:HP回復技回復量増加1」「キズぐすり:技後技回数回復2」が1つずつ手に入る。
「しんくうは:攻撃時こんらん付与4」もここ。
「こぶしゾーン時被攻撃時HP回復4」「こぶしゾーン時技ゲージ加速2」はゾーン絡みの能力。
「防御アップ分威力上昇」はタンクには不要な能力に見えるが、特攻アップをどこかから用意してゾーンやブーストも乗っていれば「超はどうだん」はおろか、「しんくうは」でも無視できないダメージが出る。
LV3以上
「キズぐすり:HP回復技回復量増加1」「キズぐすり:技後技回数回復2」がそれぞれ2つに増加。
「しんくうは:P技後急所率アップG9」も扱いやすい。
「しんくうは:攻撃時まひ付与4」のほか、「全ダウン無効」「初B技後次ゲージ消費無G」などあると便利なスキルも。
おすすめ構成例
方向 | スキル名 | P | 技 |
右上 | とくぼう+5 | 2 | 1 |
すばやさ+5 | 2 | 1 | |
ぼうぎょ+10 | 4 | 2 | |
キズぐすり:技後技回数回復2 | 7 | 3 | |
しんくうは+4 | 3 | 1 | |
しんくうは+4 | 3 | 1 | |
キズぐすり:技後技回数回復2 | 7 | 2 | |
右下 | とくぼう+5 | 2 | 1 |
どく無効 | 5 | 1 | |
とくぼう+5 | 2 | 1 | |
超はどうだん+4 | 3 | 1 | |
ひるみ無効G | 8 | 2 | |
しんくうは:P技後急所率アップG9 | 10 | 3 | |
左上 | HP+10 | 2 | 1 |
合計パワー | 60 |
標準的なタンクと同様に、耐久力と回復を重視した構成。
方向 | スキル名 | P | 技 |
左上 | HP+10 | 2 | 1 |
しんくうは+4 | 3 | 1 | |
こぶしゾーン時技ゲージ加速2 | 9 | 2 | |
初登場時BC加速1 | 10 | 3 | |
ぼうぎょ+5 | 2 | 1 | |
右下 | とくぼう+5 | 2 | 1 |
どく無効 | 5 | 1 | |
とくぼう+5 | 2 | 1 | |
しんくうは:技後技ゲージ増加3 | 7 | 2 | |
ひるみ無効G | 8 | 2 | |
しんくうは:P技後急所率アップG9 | 10 | 3 | |
合計パワー | 60 |
主にチャンピオンバトルを想定した速攻型の構成。
ポテンシャル
通常クッキー
「急所無効」が安定だろう。
※急所無効…しっとり☆3以下
スペシャルクッキー
こぶしゾーンの回りを良くするために「初B技後BC加速1」を付けるという選択肢が一応ある。
が、それをやってしまうとタンクとしての信頼性を大幅に落としてしまうため、「急所無効」より優先するほどではない。
※初B技後BC加速1…スペシャル☆3以下
今回は以上です。
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