【PS4】英雄伝説 閃の軌跡Ⅳ プレイ日記&感想&ストーリー振り返り(16)

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前回のあらすじ:
踊り子は強い

いよいよアリアンロードの待つ《星の霊場》へ挑む一行。
場所はミシュラムの湿地帯。
『碧』で彼女と初めて遭遇した場所でもあります。
内部はやはり異空間になっており、仕掛けを解除しながら進んでいきます。
途中で部下であるエンネア、アイネスと戦うことに。
彼女達が《鉄機隊》の一員になった理由も改めて語られます。

エンネアは、子供をさらい悪魔じみた儀式に利用していた《D∴G教団》の被害者でした。
教団から魔弓を与えられた彼女を施設ごと叩きのめしたアリアンロードによって救われ、それ以来鉄機隊の一員となったのです。
戦闘では前線を人形兵器に任せ、自らは高台から狙撃してきます。
火力はそこまででもないんですが耐性には注意したい。

アイネスは伝統的な武術の家の生まれで、元遊撃士でした。
正義の味方のように見える遊撃士ですが、一方で「政府などの公的機関には手出しできない」という規約の縛りも存在します。
そのせいで悪を見逃し、罪なき者が犠牲になることもある…アイネスにはそれが我慢できませんでした。
そんな折、アリアンロードが現れ、悪しき権力者を叩きのめしました。
何者にも縛られない「真の武」を目の当たりにしたアイネスは準遊撃士のエンブレムを捨て、鉄機隊の一員になったのです。
戦闘は物理ガード+自動回復付与の「秩序の盾」が鬱陶しい。
火力重視で一気に決めてしまいたい。

2人を退け、一行はアリアンロードと《銀の騎神》アルグレオンのもとへたどりつきます。
例によってまずはアリアンロード自身と戦うことに。
リィンは、黄昏の「元凶」を知っているはずのあなたがなぜ結社に入り、いま元凶たるイシュメルガに加担しているのかと疑問をぶつけます。
アリアンロードは、それはつまらぬ女の未練、譲れない意地だと答えます。

晩年のドライケルス帝の前に顕れた"闇"を目の当たりにした彼女──リアンヌ・サンドロット──は、事情を知りました。
獅子戦役の後、長年彼を苦しめ続けたこと。
そして、今生では凌げても、転生した先でまた蝕まれることも。

約170年後、ドライケルス帝の転生であるオズボーンが生まれ、アリアンロードは彼を影から見守り、また監視していました。
やがて彼がカーシャとの間に息子リィンをもうけた頃に至るまで、"闇"が現れる様子は無く、かねてから誘われていた結社へと入ることを決心しました。
(が、オズボーン本人は"闇"の囁きに度々苦しめられていた様子。)
…しかし彼女が目を離した隙を突くように"闇"は活動を始め、駆けつけた時には全てが終わっていました。
オズボーンはリィンの命を助けるのと引き換えにイシュメルガの起動者となり、その後の帝国を焔の中へと導いていきました。
この時彼女は決意します。
自分自身が"修羅"となって《七の相克》を勝ち抜き、《黒のイシュメルガ》を滅ぼすことを。
それこそが目的。
黄昏に協力しつつ、最終的にはその枠組みを潰すつもりでした。

外から密かに見ていたローゼリアはたまらず駆けつけます。
なぜ、自分に相談しなかったのかと。
それはドライケルス帝の意思でした。
「これ(呪い)は人の業であり、平穏を取り戻した人の世ですらロゼに泣きつくようでは"他の至宝"の二の舞、三の舞」だと。
しれっと"他の至宝"なんて言葉が出ましたが、ドライケルス帝、どこまで知っていたのか。
そのあたりを詳しく教えてくれ、頼むから。



いきさつは違っても同じ目的を持つⅦ組とアリアンロード。
協力できないかと一行は問いかけますが、彼女はⅦ組のやり方は甘すぎると断じます。
何よりも開戦まで2日を切っている状況、時間が無さすぎる。
リィンもそれを理解して"贄"の力を開放し、雌雄を決する決意をします。
アリアンロード戦。
必殺の「聖技グランドクロス」は、少なくともノーマルなら普通に"耐えられ"ます。
むしろ、アーツ「セヴンス・キャリバー」の方が危険度は高い。
…『碧』のファンにとっては納得いかないかもしれないですが、これがインフレだ。
強くなったⅦ組にとって、もはや《鋼の聖女》も「雲の上の人」ではない。
(そもそも展開上負けイベントにできないというメタな事情は置いといて)

リィン達の攻撃が、ついに大槍の穂先を砕きます。
ここで相克の条件が整い、騎神戦に移行します。

アルグレオン戦。
最強の戦士が乗る機体だけあって、ゼクトール以上に手強いです。
グランドクロスで磔にされるヴァリちゃんとオルちゃんがシュール。
それでもなんとか勝利し、膝をつくアルグレオン。
エネルギーがヴァリマールに吸収され始めます。
すかさずリィンとクロウが手をかざし、クロウを助けた時と同じ方法で消滅を止めようとします。

ユウナ、リィン、クロウ、デュバリィが必死に説得。
その意志に打たれ、アリアンロードは「リアンヌ・サンドロット」としてこの世に留まることを決意します。

意志は示した。力も示した。
同じ目的を持つ同士、いまいちど相克を共に乗り越える仲間として──
「いいや。"伝説"にはここでご退場願うとしよう」

どこに隠れていたのか、突如として出現したルーファスの《金の騎神》エル・プラドーが、アルグレオンの胴体を貫きます。
これは…完全に中のアリアンロードにも刺さってますね…。
しかも、金の騎神がアルグレオンに止めを刺したということは…!

相克の勝利者はルーファスということに。
リアンヌを討たれたばかりか、ヴァリマールが得るはずだった力までごっそり奪われる最悪の展開に。

この男、遂にやりやがった。
激昂したリィン、クロウ、ローゼリアが猛攻を仕掛けますが、全てかわされてしまいます。
内戦時に自らの半身たるグリアノスをルーファスに殺されているローゼリア。
このたび友をも手にかけられた彼女の心情を思うと…。
ついでに、駆けつけたユーシスも我慢の限界がきている様子。
「貴方は…たった今自分が何をしたか分かっているのか!!」──ユーシス
やらかしたルーファスは悪びれる様子もなく、奪い合いたる相克の最中に油断する方が悪いのだと言い切ります。
そして、焦らずとも決着の時は近く、程なく"兆し"が現れ、"最後の舞台"が整うと告げて去ってしまいます。

地に横たわるリアンヌ。
やはり胴体に大穴を開けられており、もはや助かる見込みはなし。
子を成すことのない人生だったが後悔は無かったと言い残し、僅かに残った力をヴァリマールに託して消滅してしまいます。
霊場も元の湿地帯に戻ります。

夜明けと共に皆が悲しみに暮れる中、声を発する者がふたり。
ひとりはヴァリマール。
リアンヌにもらった力のお陰で、呪いの枷が外れ、喋れるようになったようです。
もうひとりは、剣に宿っているミリアムの思念体です。
これには一同驚き。
これでやっと、本当の意味でⅦ組が全員揃ったことに。

そして、カンパネルラを始めとする結社・元結社の面々も、昔馴染みの最期を見届けるために駆けつけていました。
特にヨシュアやレンにとっては、あれやこれやで心が壊れていた頃の自分たちを気にかけてくれた恩人でもあったようです。
しかし彼らも感傷に浸るためだけにこの場に来たわけではない。
カンパネルラに対し、"兆し"や"最後の舞台"といった言葉について問い質します。

すると丁度、異変が。
空中に巨大な岩のような物体が出現します。
表面には無数の目玉が覗いており、なかなかに不気味です。

帝国の各地には巨大な柱のような物体が出現。
画面では分かりにくいですが、目撃者はそれを指して「白い杭」だと言っています。
思い当たる節がありますね…というか、本物の塩の杭だったらいよいよ世界終わるんじゃないか。
何の前触れも無く出現する災厄。
当時のノーザンブリア人も、こんな理不尽を味わったのだなあ。

空中の巨大物体は帝都からも確認でき、市民はパニックに陥ります。
そこへうんこ野郎セドリックの映像が出現。
あれは味方であり、対共和国戦争における最終兵器だと(普通ならば)かなり苦しいことを言います。
《幻想機動要塞 トゥアハ=デ=ダナーン》というそう。
なんか遊戯王あたりにいそうな名前ですね。
トゥアハ=デ=ダナーンのほうはフルメタを思い出す人もいるか。
《幻想機動要塞》。またの名を《トゥアハ=デ=ダナーン》。
覚えにくいですが覚えましょう。
《最終相克》の舞台となる、堅牢なる空中要塞です。

帝都市民、完全にイッちゃってます。
空中のブツが味方だと知るや否や、これで大陸全てを屈服させてやるぜーと息巻いています。
エレボニア帝国、バンザーイ!!

空の上ではオズボーン宰相やアイアンブリードの面々が集合。
なんか戦闘スーツみたいなの着てます。
似合うか似合わないかは個人の感想です

"表"の戦争を担う帝国軍の代表者も同席。
ヴァンダイク元帥はともかく、アランはなんでそこにいるんですかね…。

そして下される最終司令。
「明日の正午をもって宣戦布告。
共和国その他への侵攻・殲滅を始めたまえ。」
ドン!(暗転)
第3部終了のアイキャッチが出たところで今回はここまでです。
次→http://gn-note.com/blog-entry-275.html
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