【3DS】名探偵ピカチュウ 感想&考察
クリアまで一気に進めてしまいました。
旧版『名探偵ピカチュウ~新コンビ誕生!~』のプレイデータがあれば、その続きからプレイできるのはいいですね。
3章までがこの旧版のストーリーのようです。
詰まった時に答えを教えてくれる「てだすけモード」もあるので、推理ゲームはちょっと苦手…という人や小さい子供にも安心。
以下感想、ネタバレあり。
ピカチュウは結局何者なのか?
そういえばこれ書いてる途中で思い出しましたが、
このゲーム2019年にハリウッド映画化されるみたいですね。(→外部サイト)
とても楽しみ。
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1章からおさらいしても良かったのですが、面倒臭いので4章からスタートしました。
新たなチュートリアルなどは無いので、Aで話しかける以外にも
「怪しい場所でXでピカチュウと話す」「証拠が全部集まったら推理メモを開く」といった操作を忘れていると立ち往生する羽目になるかも。
イベント中のQTEはなんか前より簡単になっているような。
まあ、推理ゲーム的にはいらない要素なのでこれで良いと思います。いっそ削除してしまっても良かったかも。
推理パートは分かりやすくかつ本格的で、
ひとつずつパズルを組み立てていくことで答えを導き出します。
難しくはないです。
何よりも、本編では描写の難しい、ポケモン達の生き生きした姿を見られるのが魅力。
モンスターボールなどという無粋なものは、この作品には登場しません。
(本編の世界観が間違ってるだとか言うつもりは無いです)
事件のせいで悲しんでいる姿を見るのは辛いものがありますが、それも心が通っているからこそ。
個人的に、特に気に入ったのはペラップ。
このゲームはキャラクターボイスが採用されているので、特技を存分に活かしてやりたい放題してます。本編では諸事情でオミットされたというのに。
声マネはヤミカラスもやったことある(HGSS)とか言っちゃだめ。
アニメだとどういう扱いになってるんだろう?機会があったら見てみるか。
旧版から時期が開いた関係で、当時は未発売だったサンムーンのポケモンも登場しています。
ヌイコグマとミミッキュだけでしたが嬉しいサプライズ。
そしてストーリーですが、旧版のラストにチラッと姿を見せたミュウツー、彼が中心となって展開されます。
彼は悪用されている自らの細胞を回収するために動いていますが、今作ではやたら理性的で言葉遣いも丁寧。
強大な力を持つゆえに自分から直接手出しはせず、ピカチュウに協力を求めています。
…ティムとピカチュウが失敗した時はどうするつもりだったのだろう。
敵の目的は闇ビジネスで、やってることはロケット団っぽい。
新薬「R」という名称からも、意識はしているでしょうね。原料ミュウツーだし。
本編との関わりはストーリー見る限り無さそうですが、ひょっとするかも?
結局ピカチュウは何者なのか。ハリーはどうなったのか。
それははっきりとは語られません。
「ハリーは生きています。あなたが諦めなければ、必ず会えるでしょう」
それだけ言ってミュウツーは去ってしまいます。
本来あまり人間とは関わりたくないのでしょう。
そこは全部教えてから行けよ! と思ってしまいましたが。
以下、仮説。
ハリーが敵に追われて事故に遭ったとき、ピカチュウは無事だったが、ハリーは大怪我をしていた。
まだ息があったが、もはや助からない状態だった。
そこに、かねてから事件を監視していたミュウツーが現れた。
ピカチュウは願った。
「自分はどうなってもいいから、ハリーを助けてください。」
ミュウツーは、ハリーの意識をピカチュウの体に移すことにした。
その代わり、2つの条件を求めた。
1つは、奪われた細胞をすべて回収すること。
もう1つは、全てが終わった後、ハリーとして生きるのかピカチュウに体を返すのかを選ぶこと。
超能力によってなのか、ハリーの遺体は残らなかった。
目覚めた「ピカチュウ」はハリーの人格であったが、事件の記憶は失っていた。
そして、「ピカチュウ」はティムとともに事件を追う過程でハリーとしての記憶を取り戻していった。
黒幕を捕まえ、事件が解決した直後、ミュウツーは答えを求めた。
「どちらを選ぶか、決めましたか?」
ハリーは、父親としてティムをこれからも見守っていくことにした。
しかし、それはかつての相棒を犠牲にする選択でもあった。
彼はこれから、その罪をひとりで背負って生きていくのだ。
ティムが真実に気付く日は来るのか。そのとき、彼はどうするのか。
それはまた別の話である…。
記事終わり
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